2018年4月7日土曜日

神戸旅行のANAクラウンプラザホテル、部屋への配布新聞は日経、考えさせられる記事『女性活用は家事削減から』に出会う

神戸旅行でのANAクラウンプラザホテルでは、日本経済新聞が毎朝部屋に配られていました。
2018年3月24日(土)の日本経済新聞「今を読み解く」には『女性活用は家事削減から 「愛情」との思い込み捨てよ 』(中央大学教授 山田昌弘)という記事がありました。
興味があったので切り取っていましたわ。
次のような気になる表現がありました。
◆男女とも家業に従事した戦前までと違って、戦後、「夫仕事、妻家事」というモデルが普及した。しかし、共働きが必要になった現代でも、家事時間に男女の圧倒的な不公平が残っている。
◆日本の家事水準は世界的にとても高い。そして「家事をちゃんとしなくちゃ」というプレッシャーに女性のみが晒(さら)されている。
◆家事削減をしようとすると、女性が非難される。なぜなら「家事は女性の愛情表現」という意識が強いからだ。男性が手を抜いても構わないが、女性は女らしくないというレッテルが貼られる。
◆家事労働の価値は月19.4万円に相当し、年収600万円以下の夫は実際に妻の労働を搾取していることになる。
このような言葉はけいじの認識とはだいぶかけ離れていると思いました。
そこで、みなさんは本当にそのように考えているのだろうか、と思ったりもして、いろいろと考えてみることにしました。。
けいじは家事ということばに何かイヤな、クラい、ツラいイメージがまとわりつく女性の特権のようなものを感じてしまいます。
どうしても男として後ろめたさを感じてしまうので「家事」を「家しごと」と言い換えて実践しています。
この言葉は柳沢小実さんの本のタイトルに「忙しくてもていねいに暮らしたい人の家しごと」として使われていました。
けいじは曹洞宗を信奉しているので、家事というものを修行の一環としてとらえています。
体調がよろしくないときにも、修行だから、ちゃんとしなくちゃいけないと思うと辛い時がありました。
ムリをすると腰にきたりもします。
そんなとき、トトロの森のような場所で幼少期を過ごしたというマキさんの本を読んでいて、彼女も上京して、都会の毒に染まって、殺伐とした現代社会に飲まれていって、ゆとりのない生活に落ち込んでいたということを知りました。
そんな彼女が、見つけた結論は「ゆるく暮らす」という考え方です。
その本『ゆるく暮らす』(マイナビ出版)を読んでみて、けいじも目覚めたのでした。
再度、そのことばを採りあげてみます。
◆毎日穏やかな気持ちで過ごし、ブレない心と体を持っているほうが人生楽しめる
◆時間と心のゆとりは人を優しくします
◆今まで考えていたことを違う視点から見たり、環境をちょっと変えてみたり、あたり前のようにしていた行動を改める
◆そうすることで、忙しさから解放される可能性があります
◆世間で正しいといわれている固定概念をいったん忘れていただき、人の目は気にせず、自分で自分をゆるめる努力をしてほしい
◆毎日微力ながら進化している自分を褒めたたえ、一歩ずつ前を見て進み、そして、できた時間で新たな自分を発見して
これを読んだ結果、「家事=家しごと」が修行とはいえ、けいじができる範囲で、つまり、ムリなく長く継続することに主眼をおいて日々新たに実践していくことこをが修行なのではないかと気づいたわけです。
それこそが真の修行なのだと思うようになりました。
周りの目を気にして比べる必要はないのです。
自分はこの世に生を受け、ただ生きているだけでも尊い存在なのですからね。
有り難いことですわ。
ありがとうございます。

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