2017年11月20日月曜日

マキさんの生き方に共鳴、けいじも自然に近い生活を夢見る、都会の毒・殺伐とした現代社会からの目覚め

最近、マキさんの本をいろいろ読んでいます。
①『家事は、すぐやる!』(ワニブックス)
②『持たないていないな暮らし』(すばる舎)
③『持たない四季の暮らし』(大和書房)
④『ゆるく暮らす』(マイナビ出版)
マキさんの考え方はとても参考になります。
方向性がけいじと似ているようなので、すっと入ってきます。
マキさんは子どもの頃、『となりのトトロ』が大好きで、トトロの森のような場所で幼少期を過ごしたそうです。
そういえば、けいじも小さいころまでは、ウミネコの生息地で有名な蕪島神社のある青森八戸鮫町とうい風光明媚な田舎町で育っていたのでした。
そんな彼女も大学進学とともに上京して、都会の毒に染まっていったようです。
◆大学進学とともに上京。大自然で育ったことも方言も忘れ、殺伐とした現代社会に飲まれていきました。
社会人時代はほぼ自炊をしたこともなく、外食・コンビニが当たり前のジャンキーライフ。最新美容エステに通い、1食置き換えドリンクで栄養をとる。現代社会がつくりあげた消費システムにのっかっている日々に、もはや気づきもしない毎日でした。
そんな荒んだ生活は、長女の妊娠がわかるまで続くのです。
◆そして、出産を通して、自分以外の守るものができてはじめて、食事や規則正しい生活の大切さを痛感することになりました。
ただ、今までの暮らしがジャンキーすぎて、何をつくって食べるのが正解なのかわからない。毎日あんなに歌っていた童謡も、原っぱでつくった草冠も、木に止まっている野鳥の名前もすっかり忘れ、折り紙を目の前につくれるのは鶴だけなっている自分に気づきました。
あー何から手をつけたらいいのだろう?目の前の赤ちゃんを寝かせるのに精いっぱいで、ママ友と遊ぶ約束をするのに必死で、SNSで情報収集するのが日課で、本当に毎日が忙しく過ぎていきました。
◆そんな暮らしを4年したら、もう1人赤ちゃんが生まれました。彼女が私の人生を変えたんだと思います。そう、トトロのメイちゃんのような元気いっぱいの女の子でした。
もう一度最初から育児ができるチャンスだから、もっと純粋に子どもと向き合ってみよう。
長女は紙おむつだったけど、次女は布おむつに挑戦してみたり、長女のお出かけはレトルトの離乳食だったけど、次女は手つくりの離乳食を持ち歩こうとか……。本当にちょっとずつできることを見つけてチャレンジしていきました。
◆2人目育児で少し心に余裕があるから、毎日ビービー夜泣きをされても「あと1年ぐらいでおさまるかな」とタイムラインを見通せるようになり、精神的にもリラックスして子どもに接することができるようになりました。
◆そうすると、もっと子どもの様子に目を向けられるようになり、頭ではわかっていましたが、子どもって本当に自然に近い生き物なんだと改めて気づかされたのです。1人日育児の頃は、ほぼ毎週ショッピングモールに行って買い物をしていましたが、2人目育児では休日の過ごし方が変わりました。その辺をお散歩するだりでも十分心が満たされるようになったのです..
◆それは時間と心にゆとりを持った私が、「自然と四季の美しさ」に気づき、その大切さを子どもに伝えることができるようになったからだと思います。自然に近づき、四季を楽しむむことができれば、こんなに心豊かになるんだと感じたのです。
(上述③の「おわりに」p124-126より)
というように、けいじもこの年になって、ようやく昔の自分をすこしずつ取り戻しつつあります。
そういう意味で、マキさんの最近の生き方、考え方に共鳴しているのかもしれませんね

いい本に出会えて、有り難いことですわ。
ありがとうございます。

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