2015年6月24日水曜日

『How Google Works』、使っていない便利なプロダクトに今さら気づく

千葉工業大学公開講座において検索について学んでいました。
第3回の講義では膨大な情報から信頼できそうな情報をどのようにして抽出しているかを。
キーワードに「ページランク」、「ハイパーリンク」、「放浪者のアイデア(ランダムサーファートリック)」というのがありました。
そのことについて分かりやすく書いてある文章が『How Google Works』の本に出てきました。
1990年代半ばは有力な検索エンジンはどこもウェブサイトのコンテンツにもとついて検索結果をランキングしていたようです。
その検索結果は今と比べるとあまりにもヒドイ状態だったようです。
そこでラリーとセルゲイはもっと良い方法を博士論文の研究プロジェクトとして取り組みはじめたようです。
それが、グーグルの元となる検索システムの誕生となったようなのです。
それは、つまりウェブのリンク構造を最高の結果を導き出すロードマップとする、という技術的アイデアだったようです。
≪そこでラリーとセルゲイはもっと良い方法を編み出した。どんなウェブページがリンクを張っているかを調べることで、ウェブページの品質、すなわちそのコンテンツとユーザの検索語との適合性を判断できることに気づいたのだ。たくさんのウェブページが指し示しているぺージなら、おそらく質が高いということだろう。p102≫
その時の論文が「The PageRank Citation Ranking:Bringing Order to the Web」として発表されています。
のぞいて見ましたが、中味は内容が難しくてついていけませんですわ。
先のブログで紹介した論文「The Anatomy of a Large-Scale Hypertextual Web Search Engine」といい、グーグルの創業者は頭が飛びぬけて良さそうですね。
Google翻訳をはじめて試してみました。
ウェブサイトのアドレスを入力するとこの論文を翻訳してくれますね。
精度のほどは、まだ調べていませんけどね。
これは大意をつかむのに使えそうです。
ほんとに便利なプロダクトを作ってくれていますね。
有り難いことですわ。
ありがとうございます。

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