2014年4月8日火曜日

辻川覚志著「老後はひとり暮らしが幸せ」、いろいろ考えさせられています

辻川覚志さんの「老後はひとり暮らしが幸せ」という本にはいろいろと考えさせられる言葉がでてきます。
次は、けいじが一歩手前で気づいて実践していてよかったなと思っている言葉です。
≪人間はひとりで生まれてきて、ひとりで死んでいきます。その間に、片時も休みなく、寝て食べて、水を飲み、動く。そして、暑さ寒さを凌ぐため、生活環境を整え、住むところや着る物を用意する。また、もし余裕があれば、仕事や自分がやりたいことをおこなうことで、人生を意味あるものにしようとします。本来は、この作業工程に他の人が入ることはありません。何もかも自分でやるべきことなのですが、楽だからつい他の人にこれらを頼みたくなります。人に頼めば、依頼心が出てきて、自立できなくなってきます。人は使わなければ、その能力を捨て去る動物ですので、依頼心がその人の能力を低下させてしまうことになります。≫
(『一方的な関係に依存するかたち』p86より)
けいじは幸い、腰を痛めて退職したために、リハビリを兼ねて家しごとに手を染め、今は伴侶から見ると完璧とは言えないまでも主夫らしきことをしています。
おかげで、何もかも自分でやるようになったので、いろんな面での能力低下を防げたと思っています。
腰の方も元には戻りませんが、無理せず所作(体の動かし方)を間違えなければ腰痛再発には至らなくなってきました。
さもなければ、現役時代の夫が働き、妻が家を守る形が続いていたと思います。
今は伴侶が仕事に出ることで、けいじが主夫をやるという形ができてきました。
腰痛での退職、その後の腰痛の襲来がなければ、今のカタチはなく、伴侶にとっては不公平感が募るような同居生活になっていたことでしょう。
このように考えると、腰痛さまさまですかな。

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