2012年7月14日土曜日

イカステーキ?、イカの丸ごと調理法

いま、南雲吉則先生の本、教えにはまっています。
食べ物の丸ごと食(一物全体食)の大切さを思い出させてくれました。
昔、玄米正食を実践しているときに、丸ごといただくことの
重要性を桜沢如一先生の本から教わりました。
生イカが98円と安く売り出されていることがよくあります。
そこで、イカを丸ごといただくことにしようと思いつきました。
以前、「ためしてガッテン」に教えられて2度ばかり「イカのまるごと
ゆで
」にトライしたことがありました。
鍋にイカの腑が流れ出したり、お皿に盛るとき腑やスミが
飛び散ったりして食べるのにひと苦労したことがありました。
そこで、手のかからない方法を工夫してみました。
生イカを買ってきて、その日のうちに調理してみました。
今回、鍋は大きめの無水鍋を使ってみました。
その鍋に水とイカを入れて軽く優しく洗います。
ぬめりなどを洗い流したあとに、イカが浸からない程度に少しの水を
入れて弱火でゆでます。
水が少ないので、ゆでるというより蒸す感じになりますかな。
これは、「ガッテン流イカのまるごとゆで」と異なる点です。
こうすれば、イカの腑やスミが飛び出すのが防げるように思います。
火加減は、一番弱い火力でイカが茹で上がったような色になったら
火を止めて余熱でもしばらく蒸します。
時間にして10分位で出来上がります。
鍋に残っている湯を捨てて、イカがスッポリと収まるような深めの皿に
崩れないように鍋からじかにイカを滑り込ませます。
そのとき、イカの腑汁などが少し漏れだすと思います。
それが、美味な漬け汁の代わりを果たしてくれます。
食べるときは、汁が飛び散らないようにナイフとフォークを使って
上手にいただきます。
箸だとつるつるすべって悪戦苦闘することになるでしょう。
頭の方からいただくのが食べやすいかと思います。
また、イカの腑とスミの汁があるので、調味料は一切必要ないと
思います。
以前は、おろし生姜としょうゆでいただきましたが、濃厚なイカの腑と
スミの汁に負けていました。
これには、どんな調味料もかなわないように思います。
次はイワシを丸ごといただいてみますかな。

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